税理士試験の出願から合格までの流れ

試験実施日程を受験申込用紙の交付から合格まで簡単に見ていきましょう。

まずは受験申込用紙(願書等)を入手します。受験申込用紙の交付期間は例年5月の上旬〜6月の上旬です。交付場所は各国税局と沖縄国税事務所です。郵便で受験申込用紙の交付を請求することも出来ます。

郵送の場合、各国税局と沖縄国税事務所宛てに請求します。封筒の表に「税理士請求」と赤書きするのを忘れないでください。必ず、140円分切手を貼付し、郵便番号と宛先を明記した返信用封筒(A4判大)を同封します。同封していないと、申込用紙は送付されてきません。なお、郵送請求の場合、請求期限が早く締め切られてしまうので注意してください。

受験申込みの受付は例年5月下旬〜6月上旬の約10日間になります。受付場所は試験を受けようとする受験地を管轄する国税局または沖縄国税事務所になります。郵便で受験申込みもできます。郵送の場合で切るだけ早く申し込むのが望ましいです。注意点を守った上で、試験を受けようとする受験地を管轄する国税局又は沖縄国税事務所あてに送付するようにしましょう。

国税電子申告・納税システム(e-Tax)による受付も行っています。申込書類は、作成上の注意を熟読し、間違いのないように記載しましょう。

税理士試験は科目ごとに受験することが出来ますが、受験手数料は受験申込科目数によって変わってきます。1科目3,500円で、1科目追加するごとに1,000円追加されます。5科目の受験だと、7,500円かかることになります。受験願書の所定の位置に収入印紙を貼って納めます。

試験は全国数ヶ所で行われます。試験日は例年、7月下旬〜8月上旬の平日に3日間にわたって行われます。1日に3科目の試験が行われます。試験時間は1科目につき2時間です。

合格発表は12月上旬に行われます。5科目合格者は官報に掲載され、合格証書が郵送されます。一部科目合格者の場合、一部科目合格通知書が郵送されます。合格基準点は各科目とも満点の60パ−セントです。合格科目が5科目に達したとき合格者(税理士となる資格を有する者)となります。

詳しくは国税庁の税理士試験情報のページをご覧ください。
http://www.nta.go.jp/category/zeirishi/zeirishi.htm

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