予備校・資格学校・通信講座の費用(税理士)
初学者と簿記学習経験者とでは多少変わってきますが、簿記学習未経験者が5科目を学習できるコースを選択すると50万円以上の費用が掛かるようです(予備校の用意している各種割引を利用するともう少し安い費用で済みます)。
予備校によっては科目ごとの受講が可能なところもあります。苦手な科目のみを受講したり、ゆっくりと何年もかけて合格を目指す人は科目ごとに受講するのもいいと思います。ただ、初学者で、1年や2年で合格したい場合は、5科目対象の講座を選んだほうが無難だと思います。
予備校によって価格に多少の開きがあるので、比較してみるといいと思います。各予備校や通信講座には、各種割引が用意されている場合もありますので、各種割引を利用するのもいいと思います。
予備校の講義や通信講座ではテキストを使用しますが、テキスト代は受講料に含まれていないことが多いです。従って、別途テキスト代も掛かります。答案練習会や模擬試験にも参加すると、参加回数にもよりますが、更に費用が掛かります。初学者が予備校をフルに利用すると合格には60万円以上かかるものと思われます。高いと思う人も多いと思いますが、予備校の発達した今日では、資格取得にはある程度の費用がかかるのが現状です。
予備校の割引以外にも、費用を少なくする方法もあります。雇用保険に入っている人なら、教育訓練給付という公的な給付を受けることも可能です。どうしてもお金が足りない人は、講義は受けないで独学し、答案練習会や模擬試験のみを受けたりすることで掛かる費用を減らすことも出来ます。